第一幕


古代ローマの教会が舞台です。いきなり執念部下さを表す重い和音が響きます。最初に登場するのはアンジェロッティ。脱獄してきた政治犯で礼拝堂の中に隠れます。軽快な音楽に変わり画家のカヴァラドッシが入ってきます。礼拝堂にあるマグダラのアリアの像を描き始めます。そして歌手トスカの顔を彫ってあるメダルを見ながら「妙なる調和」を歌います。
その時アンジェロッティが飛び出してきてカヴァラドッシに助けを請います。その時トスカが現れアンジェロッティは隠れます。今夜のコンサートの後一緒に過ごしましょうとトスカがカヴァラドッシを誘います。約束をしてトスカが帰るとアンジェロッティをかくまおうとカヴァラドッシが連れ出します。教会に残されていたものからカヴァラドッシがアンジェロッティを匿っていたことがわかってしまいます。


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